ブレーカーが落ちる場合の対処法!交換する資格や手順・方法について

   


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「バツン!」

…。

真っ暗である。

今回はブレーカーが落ちた場合の対処方法について書いていきます。ブレーカーを交換するには資格が必要です。適当にやると感電して最悪死にますので、むやみに触らないほうが良いです…。

今回は一応、ブレーカーの交換手順・方法についても説明していきます。

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電気は組織のようなもの

会社組織

電気の大元は、あなたが契約している電力会社です。そこから電線を伝ってあなたの家に届いています。その電気はブレーカーに行って、コンセントに行っています。

電気は例えるなら組織のようなものです。

  • 社長=電力会社
  • 幹部=ブレーカー
  • 平社員=各コンセント
    (上図の線=電線。糸電話で例えるとわかりやすいでしょうか。)

こんな感じで、社長と連絡が取れなければ下が全て真っ暗になります。これは、地震によって社長(電力会社)〜幹部(ブレーカー)間の電線が断線するような感じ。すると、以下は全て真っ暗になります。

今回のブレーカーは、幹部にあたります。

幹部が壊れてしまう原因は色々あります。

  • 幹部自体が酒の飲みすぎて壊れる
    →ブレーカー自体の故障
  • 社長に怒鳴られすぎて壊れる
    →ブレーカーよりも上流の故障
  • 部下が幹部の足を引っ張ってパンク
    →電気機器の不具合
  • 糸電話で連絡が取れない
    →電線の断線

ブレーカーが落ちた場合の対処法

  • 電力が過多になっていないか?
  • 電化製品が濡れていないか?

まずはこの2つをチェックします。

電力の過多でブレーカーが落ちる場合

ブレーカーは使う電気の量が多いと落ちますから、レンジ・オーブン・ドライヤーは別々に使わないといけません。電力の高い電化製品を複数使っていた場合は、一つだけ使うようにしましょう。

電力量に関しては各電化製品に記されています。ブレーカーには落ちる設定値が書かれているので、チェックしてみてください。”ブレーカーの設定値<電力使用量”となると、「バツン」と落ちてしまいます。

電化製品が濡れて落ちる場合

水回りの電化製品は、水によって回路が短絡してブレーカーが落ちる可能性があります。具体的な電化製品は、冷蔵庫・ドライヤー・洗濯機・キッチン周りの家電製品あたりです。

もしコンセントに水がかかった場合は、全てのコンセントを抜いて、コンセントの水気を飛ばしてください。

ブレーカーの棒が上がらない時は…

ブレーカーが落ちた場合は、棒を一度下に下げ切ってから上げないと上がらないような仕様になっています。宙ぶらりんな状態になっているわけです。

それでも上がらない場合は、一度、コンセント側を全て外してみてください。それでブレーカーが上がるようになれば、電化製品を一つずつ繋いで故障している電化製品を特定しましょう。

もし、コンセント側に何も付いていないのにブレーカーが上がらない場合は、ブレーカーが故障した可能性があります。

ブレーカーを交換するのに必要な資格

第二種電気工事士以上の資格が必要です。ブレーカーが落ちる理由をしっかり突き止めた上でブレーカーを交換しないと、再度故障につながります。

ブレーカーの選定を間違えると、せっかく買ったブレーカーが即壊れたり、コンセントに刺さっている電化製品全てが故障する恐れもあります。

ちょっとお金は掛かってしまいますが…、

  • 感電するリスク
  • せっかく買ったブレーカーが壊れるリスク
  • コンセント先の家電が全て壊れるリスク

全てのリスクを考えれば、専門家に任せた方が良いですね。電話して呼ぶ方が無難です。

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分電盤の中身とブレーカーの交換

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分電の中身は、このような感じになっています。しばらく開けていない分電盤だと埃まみれになっている可能性があります。配線を繋ぐところに埃が乗っかると電気火災になる恐れがあるので注意です。(電気火災は水では消えないので、消火器をぶっ掛けてください。)

ブレーカーの選定方法

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このブレーカーであれば、右側に仕様が書いてあります。

  • 20A(電流値の上限)
  • AC100V(交流)

もしもご自身でブレーカーを購入する場合、この仕様は必ず確認してください。

型式が同じであっても、仕様が違う場合があるので要注意です。AC(交流)とDC(直流)を間違えると、ブレーカーは即、ぶっ壊れます。

ブレーカーを交換する手順

必要な工具:ドライバー、テスター

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  1. サービスブレーカーを落とす
  2. 漏電ブレーカーを落とす
  3. 外すブレーカーの電圧0Vを確認する
    (上図のテスターを使う)
  4. ドライバーでビスを緩める
  5. ブレーカーを交換する
  6. ドライバーでビスを締める
  7. ブレーカーを入れる
  8. 漏電ブレーカーを入れる
  9. サービスブレーカーを入れる

以上で、ブレーカーの交換は完了です。

テスターで電圧0Vを確認しないと感電する恐れがあるので、絶対に確認してください。(サービスブレーカーや漏電ブレーカーが故障していて、レバーを下げても通電している可能性があります。)

それでもブレーカーが落ちるなら…

ブレーカーを交換しても、ブレーカーが落ちるのなら、原因は他にあるということになります。コンセント側である可能性が高いですね。調査方法としては、ブレーカーの下側2本の端子を外してブレーカーを入れてみるとわかります。

  • ブレーカーが落ちる=上流側の故障
  • ブレーカーが落ちない=コンセント側の故障

感想とまとめ

お金がかかるから…と言って、手探り状態で作業すると、最悪死にます。

ブレーカーの選定ミスや作業ミスによってお金や時間を無駄にしてしまう可能性も大いにあります…。だから、できるなら専門家に任せた方が無難でしょう。

ちょっと値段は高いかもしれませんが、”リスクを避けて安心を買い、自分は他のことができる”と考えれば、多少は気が楽になるかもしれませんね。

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