変化球の軌道や種類一覧!ジャイロボールの威力や魔球動画も

   


0000000232_discussion_007ジャイロボール=ホップする球、ではないこと、知ってましたか?右投手=シンカー、左投手=スクリューではないこと、知ってますか?

変化球といえばリアルな野球よりも、野球ゲームのパワプロを思い浮かべるかもしれません。パワプロとリアルの野球では、変化球の変化のしかたは違います。

今回はそんな謎のベールに包まれた変化球について、真相にせまっていきます!テレビ中継で見る変化球ってわかりにくいよね、打席に立ってみないとわからないですが、それもプレステVRが解決してくれるかもしれませんね。

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変化球の種類

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変化球は大きく分類すると、シュート、シンカー、フォーク、カーブ、スライダーの5つになります。更に細かくするとスピードを速くして曲がりが小さい5種類、逆にスピードを遅くして曲がりを大きくした5種類で計15種類ですね。

人によって回転のかけかたや体の使い方は様々なので、実質的には無限大に存在するってことになります。ストレートでも若干変化するものもあったり、真っ直ぐ来てホップする球もあったりと多種多様。

変化球の握りかたや投げかたをまとめた変化球.comさんでは、2016年5月現在で161種類もの変化球を紹介しています。

変化球の軌道と使い手

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シュートの軌道

シュートの軌道は、ビュッとストレートのように速く、クッと小さく変化します。ストレートを意識したバッターに対して詰まらせてゴロを打たせて打ち取るのによく使われる球種です。

シュートの名手

シュートと言えば、1947年からプロ野球界で活躍した平松政次さん。平松さんのシュートはカミソリシュートと言われ、とても鋭く切れるシュートでした。2軍時代に先輩打者に舐められてカッとなって投げた6球のシュートが鋭くキレ、すぐに習得して1軍に上がって活躍しました。

キレが良いんですね、2つの意味で。

平松本人は「シュートではなくストレートとカーブで勝負したかった」と本音を貰しています。

シンカーとスクリューの違いと軌道

シンカーは直球の軌道から斜めに落ちる軌道をします。スクリューとシンカーは同じ球種であると誤解されがちですが、スクリューはカーブのように一旦浮き上がってから落ちます。右投手はシンカーで左投手はスクリューという解釈は誤りです。誤った認識が広がったのは、パワプロの影響も大きいです。

シンカーの名手

シンカーの名手と言えば山田久志さん。チームメイトの足立さんからシンカーを盗み磨き上げ、シンカーを覚えた年には26勝をあげました。山田久志さんのシンカーはスピードが速く過ぎてもはやシンカーではないと絶賛されています。落合博満さんに投じたシンカーで3本のホームランを1試合で浴びたこともあり、拘りと自信の表れが感じられます。

同じくシンカーを武器としていた高津臣吾さんや潮崎哲也さんのシンカーは「あんなもんはチェンジアップじゃ」と言ってもいます。

フォークボールの軌道

ストン。「打ちごろの球ど真ん中に来たベー!」と打者が思うも束の間、ボールはワンバウンドします。落ちるまでの軌道がストレートと似ていて腕の振りもストレートに似ていることから、空振りを誘うのに有効な球種とされています。

マグヌス効果で落ちるらしいですが、物理は難しいので触れないでおきますw

フォークボールの名手

村田兆治さんがフォークボールの名手として知られています。チョキでボールを挟む握り方のためすっぽ抜けることが多く、通算暴投148という不名誉な日本記録も持っています。

「次フォーク投げっからな」と宣言して空振りをとったり、村田兆治さんは目が悪くサインの見間違いが多いことから、サインなしで自分で投球を組み立てており、捕手は捕球するのが大変だったとか。

他にも大魔神の代名詞で知られる佐々木主浩さんや牛島和彦さん、上原浩治さんなどもフォークボールの名手として知られています。

カーブの軌道

カーブの擬音は「ポワン」が適切でしょう。野球少年の間ではストレートの次に教わる球種で弧を描く軌道をする特徴があります。ストレートとカーブで緩急をつけることでストレートをより早く感じさせることから、見せ球として使われることが多いです。

カーブの名手

江川卓さんはカーブの名手として有名です。江川卓さんはストレートが武器で、ストレートを生かすためにカーブを投げていました。変化量が多くコントロールが良かったのでストレートを軸にカーブを使い、打者を翻弄させました。

同じく桑田真澄さんもストレートとカーブを軸に活躍しました。桑田真澄さんは速めなカーブとゆっくりなカーブを2種類投げることができて、ゆっくりなカーブはメジャーリグで「すしカーブ」とも呼ばれていました。おちょくられてますねこりゃw

スライダーの軌道

スライダーは横に滑るものと縦に落ちる2種類があります。横に滑る軌道のスライダーではバットの芯を外したり、大きな変化で空振りを取るような使い方もします。縦のスライダーは弾丸のような回転(ジャイロ回転)となり、ボールが手もとから離れてキャッチャーに届くまでの減速が少ないまま球が落ちる軌道をします。

横スライダーの名手

横スライダーの名手は岩瀬仁紀さん。通算セーブ数の日本記録保持者です。岩瀬仁紀さんのスライダーは打者の足元まで回り込むほど急激な変化をします。松井秀喜さんは、「岩瀬仁紀さんのスライダーは2回曲がる」とも言っています。

縦スライダーの名手

縦スライダーの名手は田中将大さん。1年目に縦スライダーを駆使して三振をたくさんとりました。他にも松坂大輔さんも縦スライダーの名手で、三振をたくさんとっています。どちらもストレートが武器の本格派ですし、初速と終速の差が少ない大きな変化をする縦スライダーは驚異的なストレートとともに相乗効果で空振りをよりとりやすくするんでしょうね。

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魔球ジャイロボールの正体

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ボールは弾丸のような回転をします。進行方向に対して回転がどう傾くかによって変化は多種多様になります。投手から見て右に傾けば伸びる球に、逆に左に傾くと落ちます。上に傾くと左に変化し、下に傾くと右に変化します。

野球ボールの縫い目でも変化の仕方は大きく異なり、フォーシームジャイロでは初速と終速の差が少なく伸びのある球になり、ツーシームジャイロではバックスピンと同等のスピードですが乱れる球になります。

フォーシームジャイロボールとツーシームジャイロボールを150km投げた場合は、キャッチャーが取るまでに0.02秒、80cmの到着の差があります。

ジャイロボールの名手

「江夏豊さんや手塚一志さんのストレートはジャイロボールだった。」と、かつて対戦した打者たちは言っています。一方でダルビッシュ有さんや松坂大輔さんは、カットボールやスライダーがすっぽ抜けた結果ジャイロ回転する場合があるとの見解を示しています。

ジャイロボールか否かの判断には、高速カメラでボールを分析する必要があるために真相は不明となっています。ジャイロ回転のボールを投げられたとしても、風や体調の影響から、毎回同じ面でのジャイロボールが投げられることはないので「ありえないほど伸びてくるあのストレートなんなんだ」っていう球がジャイロボールと誤認されているのかもしれません。

ちなみに渡辺俊介さんのカーブや潮崎哲也さんのシンカーは高速カメラでジャイロ回転であることが確認されています。

魔球動画集

【潮崎哲也のジャイロ回転シンカー】

【岩瀬仁紀の魔球スライダー】

【揺れる魔球・ナックルボール】

【超一級品魔球・カットボール】

最初の球はホップしてますね完全に。これがいわゆるカットボールがすっぽ抜けた球でジャイロ回転した場合、ですかね?

感想とまとめ

・シュートは平松政治
・シンカーは山田久志
・フォークは村田兆治
・カーブは江川卓
・横スライダーは岩瀬仁紀
・縦スライダーは田中将大
・シンカーは直線から沈み、スクリューは弧を描いて沈む
・ジャイロボールは偶然起こる?
・ジャイロボールは面の傾きで変化が変わる

ジャイロボールはホップする球だと思ってましたし、右投手はシンカーで左投手はスクリューだと思い込んでいたので、新たな発見でした。あえて投げる球を宣言して空振りを取るなんて、それもう完全にオ◯ニーじゃんw

一級品の変化球を持つことでストレートにも魅力が増して三振が増えたりと、一つの強い武器を持つことは成功への近道になるわけですね。

野球に限らず、自分が持っている武器を研ぎ澄ましていくことで、人生の成功にもより近づくので見習って成長していきたいものですね!

ふぅ、綺麗にまとまったぜ。

ではまた!

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