ねじはなめると外れない?回らない・固い時の対処法と工具も
「ねじが外れない!(泣」
ねじをなめる事件。機械を触る人には、あるあるなのです。僕は、この作業が嫌いです。ねじが外れないと大事件なので、冷や汗ものなのですw
今回はなめたねじを緩める方法や、ドライバーの正しい選び方、なめた外れないねじを外す、おすすめの工具についてお伝えしていきます!
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好きな所から見てね
ねじがなめるのを防ごう!
ドライバーの正しい選び方
ねじを締め緩めする工具のドライバー。ドライバーは種類があります。ねじであれば、プラスドライバーを使うことが多いですよね。
画像は左から1、2、3と数字がふってあります。呼びは「1番」「2番」…です。ドライバーの先端を見ると、平の具合が違いますね。ねじのサイズに合わせてドライバーも選ぶ必要があります。不適切なドライバーを選ぶとねじをなめる原因になります。
ねじを締め過ぎていませんか?
ドライバーで締めるねじは、軸がとても細いです。1〜2番のねじに関しては、締める強さは指先でキュッとやる程度で十分です。強い力で締めると、なめて外れない原因になります。3番のねじは手のひらで押し込みながら…などと、ねじによって自分自身のちょうどいい感覚で締めてください。
ボルトは太さに応じて、適切な締める強さは決まっています。いちいち測定するのは面倒なので、手感で身につけるべきですね。
なめた固いねじの外し方
とりあえず油を塗る
電気部品に油を塗ると故障する原因になります。機械部品であれば問題ありあません。
僕がよく使うのはCRCです。潤滑剤ですね。ネジ山に油を浸透させて、滑りを良くする狙いです。正直、どこまでこの潤滑剤が効いているのかは見えないので不明です。とりあえず緩まない時の下準備としてやるのはありです。
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ショックドライバーを使う
ショックドライバーは、固いねじを外す道具です。ドライバーの柄を叩いた時に先端が回るような仕組みです。だから、作りが脆いプラスチック製の電気部品に使うのは破損の原因になるので注意です。
ポコっと柄を叩くと回るのですが、ねじのプラス部分のかかりしろがそれなりに無いといけません。ねじが緩まなそうだと感じたら、早めに手法を変えましょう。
ねじの頭を掴んで回す
ねじの頭が丸くて掴む部分があれば、プライヤーでねじの頭を掴んで回します。完全になめて外れないねじは、頭を掴んで外すしか方法がありません。ただしプライヤーでは外しにくいことも事実です。
ねじザウルスという便利な商品もあるので、チェックしてみてください。
ドライバーの六角部分を活用する
ドライバーによっては、六角が付いているものがあります。ここにスパナやモンキーレンチなどをかけて回すと力が入りやすいです。メガネスパナが一番がちっとハマるのでおすすめです。
片手で柄を押し込んだままにして、もう片方の手にスパナを持ってドライバーを回しましょう。
感想とまとめ
- ねじは締め過ぎないようにしよう!
- 完全になめる前に早めの対処を!
- 正しいドライバーを選定しよう
- ショックドライバー作戦
- ドライバー&スパナ作戦
- ねじの頭を掴んで回そう!
ねじが外れず固い根本的な原因は2つです。締めすぎによるもの。もしくはドライバーの選定ミスのどちらかだと思います。小さなねじを締める力は、指先でクッと回す程度です。ドライバーの選定にも注意しましょう。
ねじの+穴が怪しいと思ったら早めに交換することも、後々を考えれば大切です。
ねじ外し、頑張って下さい!
ではまた!